1999年、皮膚科学における若手研究者育成の一助として創設された「ガルデルマ賞」は、2020年より「マルホ研究賞」と名称を変え、マルホ株式会社が運営いたしております。
公募により集められた皮膚科学に関連する基礎的および臨床的研究論文は、大学教授からなる選考委員会において厳正に審査され、優れた研究論文に対して本賞が授与されるとともに、学会において受賞式・受賞研究の発表会が行われます。
1979年7月1日以降の生まれで、応募論文投稿日時点で日本皮膚科学会会員であることとします。
※教授は除きます
必要書類3点を、下記宛先に郵送またはメール添付でご応募ください。
〒531-0071 大阪市北区中津1-11-1 中津センタービル14階
マルホ株式会社 メディカルアフェアーズ部内
マルホ研究賞事務局
TEL:06-6371-8913 FAX:06-6371-8927
Email:maruho-award@mii.maruho.co.jp
2024年4月15日~2024年6月30日(当日消印有効)
選考委員会において審査し、結果を2024年8月中にご本人様宛に通知いたします。
同一施設内または公的研究機関(国外も可)に共同研究者がいてもかまいませんが、国内で行われた研究を優先します。
企業との共同研究、受託研究、支援研究および、企業の寄付・助成金など経済的援助がある場合については、同等の評価のほかの応募論文が優先される場合があります。
第25回マルホ研究賞の授賞式にて、表彰盾、記念トロフィーならびに副賞を贈呈いたします。副賞は、原則として1件につき100万円(消費税、源泉徴収税を含まないもの)とし、最大4件といたします。さらに、受賞者および受賞論文をマルホ株式会社のWebサイトに掲載します。
なお、受賞者のご氏名、施設名、所属部科、役職・職位、副賞の金額は、マルホ株式会社の「医療機関等との連携活動における透明性確保に関する指針」に基づき、会計年度(10月~9月)の決算終了後にマルホ株式会社のWebサイト等を通じて公開させていただきます。
キース 由貴(京都大学(現:Garvan Institute of Medical Research)皮膚科)
Infiltration and local differentiation of bone marrow–derived integrinβ7-positive mast cell progenitors in atopic dermatitis-like skin
J Allergy Clin Immunol. 2023 Jan;151(1):159-171.e8.
大矢 和正(筑波大学(現:University of Massachusetts Chan Medical School)皮膚科)
Eribulin mesylate exerts antitumor effects via CD103
Oncoimmunology. 2023 May 27;12(1):2218782.
田原 海(慶應義塾大学(現:川崎市立川崎病院)皮膚科)
Keratinocytes of the Upper Epidermis and Isthmus of Hair Follicles Express Hemoglobin mRNA and Protein
J Invest Dermatol. 2023 Dec;143(12):2346-2355.e10.
深澤 毅倫(東京大学皮膚科)
Utility of nailfold capillary assessment for predicting pustulotic arthro-osteitis in palmoplantar pustulosis based on a prospective cohort study
J Am Acad Dermatol. 2023 Nov;89(5):984-991.